郵便とリアルでトラベルライフ

旅が大好き! Postcrossingを始めてからハガキで世界旅行。楽しいよ♫

「レア」な国の人は大変だねぇ

今日、ポストクロッシングで、初めての国からポストカードがやってきました。正直な話、うれしかったです。でも、送り主のプロフィールを読んで、複雑な気持ちになりました。

その国のポスクロメンバーは約80人。人口がそもそも134万人ほどですので、その国の出身者に実生活でお会いするのも、非常に「レア」ということになりますね。

だからだと思うのですが、世界中のポスクロメンバーが、虎視眈々とスワップのチャンスを狙って、その人に攻撃を仕掛けているようなのです。

この方は、個人的にはスワップしたい派。ですが、ポスクロのアカウントを「Interested in direct swaps」にした瞬間、世界中から、「ねーねー、個人的にスワップしない?」の申し込みが殺到しちゃって、やむなく、「Not interested in direct swaps」に戻す、と書いてありました。

実を言うと、メンバーが少ない国のことを「レア」と呼ぶ表現を時々見かけます。私もかつて、ブログに書いたような気がするーー。でも、改めて考えると、「レア」って何でしょう? なんだか、生息数が少ない希少動物や植物のように聞こえなくもないです。人によっては、むっとするだろうな(私なら間違いなく)。

私にポストカードを送ってくださった方も、その表現がおもしろくないんじゃないかな、と感じました。だって、「私の国は“レア”だと思われているらしく……」と、“”を使って強調していましたから。スワップしたいのは、私の国がレアだからであり、「私と」したいわけじゃないかも、と感じておられるとしたら本当に残念です。

そういえば!

私がポスクロを始めて間もないころ、ジャマイカの方からポストカードが届きました。「訪問中の韓国で買ったカードを送るけど、ごめんね。私の国にはあまりいいカードがないんだよね」

というメッセージだったので、よく覚えています。この方もね、スワップの申し込みが山ほど届いて大変な目に遭っていました。だから、プロフィールにとうとう、こう書いて防戦することになったのです。

「もうこれ以上、スワップの申し込みは送ってこないでください。すべて無視します」

「レア」な国の人を見つけてガンガンアプローチなどしなくたって、粛々と続けていれば、「レア」な国からいずれ届きますって。それまでは、ひたすら、ドイツやロシア、アメリカ、台湾、中国などなど、「非レア」国に送り続けるのです。

本日、私が送ったり受け取ったりしてお付き合いのあった国の数が、113になりました。この「113」という数そのものは、私にとって大した意味はありません。レアじゃない国にも、そこそこレアな国にも、友だちができました。それで十分!