郵便とリアルでトラベルライフ

旅が大好き! Postcrossingを始めてからハガキで世界旅行。楽しいよ♫

EXPIRED, EXPIRED, more EXPIRED 【追記あり】

朝起きたら、ポストクロッシングで送っていたハガキ、5通も期限切れになっていました(落涙)。新型コロナウイルスの影響で国際郵便物の引き受け停止が始まる前に投函していたはずなのに!

行き先は

 フィンランド、台湾、ブラジル、スペイン、イギリス、です。

これらのポストカードを書いていた三月上旬、コロナのことはまだ深刻に受け止めていなかった私。志村けんさんが亡くなってから急に恐怖が募り始め、その後はひたすら「ステイホーム」を遵守していたこともあって、この間、何があったのかあまり覚えていません。

それにしても、一気に5通、Expiredーーさすがにこたえますね。

新たに住所をリクエストしたら、ドイツは出ませんでした。行き先は、アメリカ、フィンランド2通、オランダ2通。いずれもエアメールを出せるので、良かったです。

そうなんです。おととい、ウクライナの住所が割り振られてしまいました。ウクライナと言えば、今までは、日本からのすべての郵便物の引受けが停止されていたのですが、4月27日に「船便扱いに限り」再開されました。ウクライナの住所を日本人に割り振るということは、ポスクロ本部は、「船便で出してね~」という方針なんですね。

マイルールでは「エアメールの引受けが再開されたら出す」と勝手に決めているので、これは困る。航空郵便が再開されるまで保留にしているポストカード、これで13通になります。行き先の郵便事情や感染状況から考えて、ほとんどがEXPIRED候補だと思います。悲しいわね。

国境が封鎖されました

さて、期限切れになったカードの受取人の何人かに「私、こんなカード送ったんだけど、届いてなーい?」とメッセージを送ってみました。たまに、ID書き忘れちゃったり、間違った番号を書いちゃったりすること、あるかもしれないなぁと思って。

すると、スペインの方が連絡をくれたのですが、これまた生々しい現実だったので、シェアしたいと思います。

2か月以上前のこと。彼はベルギーを数週間訪れていました。その際、自分のアカウントをTraveligモードにしていたのですが、スペインに戻る予定の3日前に、通常に戻しました。そうすることで、彼のところにポストカードが送られるようになりますからね。

ところが、その2日後、Covid-19対策で国境が封鎖され、ベルギーから出ることができなくなってしまったそうです。そこで、アカウントを再びTravelingモードに設定し直したものの、そのわずかの間に、私のように、彼のスペインの住所を受け取り、ポストカードを送った人がいたというわけですね。分かりやすく事情説明してくれたうえで、登録もしてくれました。

彼は、最低でもあと2か月ほどベルギーに足止めになりそうだとのことで、現実は厳しいです。この方のように帰宅もままならない方々が、世界中あちこちにいるのでしょう。楽しんでステイホームできてる私は、幸せ者です。

Expiredしたカードから、こんなスペシャルな体験につながりました。世界の今が、少し見えた気がしています。