欲しいのは「ピンクの鳥が青い屋根にとまっている3Dのカードだけ」
くー、ジョークが分かんなかった、という情けない話をシェアします。
北欧のある男子にポストカードを送ることになりました。彼のプロフィールに
「ピンクの鳥(複数)が青い屋根にとまっている3Dのカード」の指定。ウソでしょ!と思いきや、それはジョーダンだよ。と書かれていました。
ですが、PSの部分もあって、「この人が送ってくれたカード見てみてよ」と、自分が受け取ったカードのリンクが貼ってありました。送り主のお友達が、ピンクの鳥のジョークに合わせて書いてくれたんだって、とのこと。
ここで私の思考は、ピンクの鳥にフォーカスしちゃったんですよ。これって一体、どういう冗談なんだろう。
もちろん、そんな絵柄のポストカードなんて持ってないし、3Dだけを欲しがるって何?
さて、過日、私がお送りしたポストカードはめでたく登録されました。
ピンクの鳥にまつわる受取人の弁明。
「ごめんごめん、あのピンクの鳥云々のことで頭を悩ませちゃったら、すみませんでした。あれはさー、欲しいポストカードを細かく指定する(wishing for something very specific and absurd)一部の人をからかって書いただけなんだよ」
ほー、そうだったのか。
確かにいます、「私が欲しいのはこういうカードだけです」というウルトラ・ピッキーな方。そういう態度を彼も快く思ってなかったので、ピンクの鳥ジョークで切り返し、それに面白がって便乗した別の人もいたということです。
ああ、なのに。私にはそのことが分かりませんでした。
彼はこんなこともHurray!のメッセージに書いてくれました。
「ジョークの肝を説明しないと分かってもらえなかったとしたら、そのジョークはあまり成功してないってことだねぇ」
ああ、なんて大人なんだろ。彼、まだ若いのに(ため息)。
ジョークのことを説明させちゃって悪かったし、ピンとこなかった自分が情けない。
私の言い訳は、彼のご要望が、私が今まで出会ってきた”とんでもリクエスト”ほど「too specific and absurd」の度合がひどくなかった、ということ。すくなくとも、「白紙で封筒に入れて、きれいな記念切手をたくさん貼って送って」とか、「あなたの国のコインやマグネット、バスのチケットなんかもお願い」なんて書いてなかったから、さ。