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ヘルシンキの現代美術館、かっこよかった~

外観は何度も拝んでおきながら、ゆっくり訪れるチャンスがなかった現代美術館キアズマ(Kiasma)。今回はじっくり見てきました。

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展示ホールは写真撮影NGですが、内部で撮影可の場所では、激写しました。だって、すごくかっこいいんですもの。アメリカ人建築家がデザインした建物は、外観こそそれほど特徴的ではないのですが、中に入り、2階部分の展示室へのアプローチが、ドラマチックな感じで、何ともいえずドキドキします。小さく人が見えるところが、いわゆる廊下。傾斜した長い廊下を少しずつ登っていくと、現代アートの展示室に到着するというわけです。

 

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そして、こちらは、先ほど上った廊下の脇をずっと奥まで進んでいった場所です。白い壁や階段、大胆なカーブ、どこを見ても、ヘルシンキの現代美術の殿堂にふさわしい構造だと思いました。おしゃれではありますが、巨大ではないため、どことなく親しみも感じる、よい空間です。

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秀逸なのはカフェ。何てことないレイアウトなのですが、このライムイエローカラーの椅子を並べただけで、空間がアートしちゃうんですね。外を走るトラムを入れてシャッターを切ったのは、我が父です。とてもヘルシンキらしいじゃないですか!「やられた!」

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そして、こちら↓は私めの写真。いいでしょ~、それなりに。

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海外の美術館では、ビジターは入館の印としてシールを受け取り、胸元など見えるところに貼っておくというシステムをとるところがありますが、キアズマもそうでした。日によって色が変わるようですが、いずれの色でも、丸いシールに「Kiasma」の文字が白抜きで入っているのは一緒です。美術館を出ると、ドアや壁、街中のポールにペタペタと貼ってしまう人が多発していて、それはそれでアートになっていますね。このカラフルな自転車は、アート作品なのか、偶然、誰かが置いておいたものなのか……。 

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母はこのシールを、その日、首に巻いていたスカーフに貼っておいたまま帰国、洗濯しようとしてそのことに気がつき、ノートに貼ったそうです。思いがけない記念になって、よかったなと思います。

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