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科挙式メソッドで語学習得なるか?

フィンランドというキーワードだけで、実に様々な情報が入手でき(もしくは勝手に飛び込んでくる場合も多いが)、ネットのありがたさを痛感する毎日。昨日は、フィンランドの教育について紹介されている北川達夫さんの別の本『知的で美しい英語 3ヵ月速習秘伝』を読みながら、目からうろこが落ち、内容が腑に落ちた!

知的で美しい英語3ヶ月間速習秘伝

知的で美しい英語3ヶ月間速習秘伝

去年の今頃、フィンランド語に手を染め、英語とのあまりの違いにいら立ちながら、途中参加したクラスでまったくついていかれない己をふがいなく思いつつ、結局、ほとんど身についていないまま今に至る私。しかし、やってみる気になったのです、この方法。

簡単にまとめちゃうと、「覚えて、覚えて、覚える」に尽きるわけですね。「結局、暗記~?」と思う前に、ちょっと考えてみれば、自分の中にたまっていもしない言語を使えるようになるはずなんってないんです。必死で英語をやっていたとき、ある程度自分の中に英語体験がたまった感覚と、そのときにギアが変わったのを実感したことを思い出しました。要するに私には、フィンランド語がたまっていないんですよ。だから、覚える!

暗記にはやり方があるらしく、北川氏はご親切に、その方法(秘伝ですよ!)を開示しておられます。ご本人がトライして、「これしかない」との思いに至った方法。元外交官として、英語に始まり、フィンランド語、スウェーデン語、エストニア語を短期間で上級者レベルにまでマスターできた裏に、このメソッドがあったと言います。

本書を読みながら、「これはいいぞ」と思ったので、必死にTOEICの勉強をしている夫に勧めてみました。今朝、さっそく、暗記の第一歩を踏み出したようです。スバラシイ!すぐやるところが、うちの夫のいいところですね。

私がやろうと決めたのは、フィンランド語の教科書『Suomea Suomeksi』を暗記すること。このタイトルの意味は、「フィンランド語でフィンランド語を(勉強しましょう)」ということで、まったくの初心者向けにもかかわらず、文字通り、フィンランド語以外は書かれていません。ちょっとは素地があるし、最初は訳わからずとも、とにかく覚えていけば、意味を知りたくなり、使いたくなるだろうと確信しています。次にフィンランドに行くときには、この夏以上の「伝わった!」体験をしたいと夢見て。

そして、英語については、辞書を読む!紹介されている方法としては、英和辞書を読みながら、面白いと思ったことをメモしていく方法。これは科挙式勉強法ではありませんが、私がすぐに取り入れられる方法だなと思った次第。ただし、私は英語と日本語の間を行ったり来たりするのが苦手なので、英和辞典でなく、COBUILD English Dictionaryを読もうと思います。英語も使わなければ、どんどんなまっていくことへの危機感がありますし、願わくは、上達もさせたいし。あとは、著者も書いているように、abandonのあたりでストップさせないことですねw。これが当面の私の語学学習の友です。

 

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