郵便とリアルでトラベルライフ

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スオメンリンナ、最高!

ヘルシンキへの観光客なら、かなりの確率で訪れるはずのスオメンリンナ。星形の海防要塞で、見た目は函館の五稜郭に少し似ています。過去の旅行では日にちがたりず(1週間とかヘルシンキ滞在したにもかかわらず!)、今回、ようやく行かれました。しかも、帰国する前日の夕方でしたから、ほとんど滑り込みセーフ。行ってよかった~と心の底から思いました。期待以上に素晴らしい場所でした。

ヘルシンキの港から市営の船で10分くらいかな?往路で乗ったのはこの船です。住人もいる世界遺産の島なので、乗用車を1台積み込んで、出発進行です。

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正確には覚えていませんが、写真を撮ったりおしゃべりしたりしながら、あっという間についてしまいます。下船して、いきなりかわいい建物に出迎えられて、「あぁ、来てよかった~」と思うはずです。こんな感じ。

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日差しが強いのが分かりますか?私たちは旅行中、最初こそ雨に降られましたが、全般的にお天気に恵まれ、不思議なことに、夕方に向かうにつれてどんどんと晴れてきたのです。これで夕方の4時ちょっと過ぎ。まだまだ日は落ちませんよ~。

しかし、のんびりしている暇は私たちにはありません!5時に出港する超大型客船のシリヤラインを目の前で見るために、島の先端まで大急ぎで行かなければならないのです。

ちょうど花がきれいな季節だし、建物の色がかわいいしで、同行者たちはついつい写真を撮るのに忙しくなってしまい、私は気が気ではありませんでした。なぜか、赤毛のアンの物語の舞台になったカナダのプリンス・エドワード島を連想してしまいました。

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先を急ぎましょう。お待ちかねのシリヤラインが過ぎてしまっては、この時間にスオメンリンナに来た意味がない!と、一人であせっておりました。でも、間に合ったんですよ!

「来た!」

シリヤラインの姿がちらっと見えた途端、私たちは思わず口にした一言。で、でかい……。

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ダンダンダンダン、ダンダン

「え、こんな所を本当に通るわけ?」と思うような狭い水路に、無理やり突っ込んでくるシリヤライン。一晩かけて、ストックホルムに向かいます。あっという間に目の前を通過ーー。

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約58,000トン、全長203メートルの巨大な船体が通った後、小さな津波現象が起きました。それも面白かった。ちょっと前まで、母が野生のカモたちとたわむれて、のんびりした時間を過ごしていたのが、まるで嘘のよう。

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同じ海なのに、客船の織り成すショーは華麗かつパワフルで、ひたすら興奮してみていました。時間にしたら3,4分?デッキの人たちに手を振りながら、「今度はあちら側から手を振ろう」と、誰ともなく口にしていました。来年にも実現できたらうれしいです。

スオメンリンナ自体、1泊してもいいくらい私は気に入りました。ちょうど、気候もよく、のんびりするには最高です。どこを見ても絵になる、フォトジェニックな島、お勧めです。

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