郵便とリアルでトラベルライフ

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帰国に際して、ちょっとしたtips

フィンランドから日本へ移動するにあたり、ヘルシンキ空港からフィンエアーで成田、関空、名古屋に向けて直行便を利用する仮定して、少々アドバイスさせてください。反省点や、「お!こりゃいい」と思ったことなどもありますので、思いつくままに書いてみようと思います。というのも、別ブログで、tax refundについての注意事項を書いたところ、コメントをいただいたりしたんです。北欧は消費税が高いですから、取り返せるものはきちんと返していただきましょう!ただし、還付に積極的な国はありません。こちらもぬかりなく手続することが必要です。

 

【帰国便の事前チェックイン】

スマホ、WiFi対応PC持参の方にぜひお勧めなのが、オンラインチェックインです。ホテルでパソコン+プリンターが使える場合にもぜひトライしていただきたい!これはやらないと損だと思います。出国当日、空港でのフライトのチェックインをする必要がないし、事前にシートを確定できるからです。

フィンランドは日本よりWiFi環境が整っていますから、万が一ホテルで有料だったりするときは、レストランとかカフェで無料のところをつきとめましょう。「Free WiFiありますか?」と聞きけば、パスワードなどをくれると思います。

ネットにつなげたらフィンエアーのサイトに行き、eチケットの番号を入力すれば、36時間前からオンラインチェックインできます。ここで注意したいのは、複数で旅行している場合。代表の人がまとめて作業できるのですが、全員の搭乗券を1人のスマホに送信してもらうと、後々面倒です(私は6人分を私のスマホに送信したので、tax refundやセキュリティーを通るときに、それぞれの搭乗券をスマホに読み込んで見せなくてはならず、ひやひやしました)。できれば、各自のスマホに送ることをおすすめします。

IT先進国フィンランドの玄関口なので、ヘルシンキ空港は全域で無料WiFiが飛んでます。スマホ(またはPC)を持参の方は、空港でWiFiにつなげて搭乗券を読み込んで見せればいいので、プリントしておく必要はありません。ホテルなどでこの手続きをした人は、「必ず」印刷したものを持参しておきましょう。

 

【TAX REFUND】

お買いものをたくさんする方には、ぜひ知っておいていただきたいことがあります。手荷物を預ける前に払い戻し手続きができるので、時間がある方にはお勧めなのですが、その際、搭乗券(スマホを見せてもOK)、レシート、買ったものを「すべて」見せる必要があります。バッチリ梱包された袋の中身までは見ませんが、1枚のレシートのの買い物が複数の袋に分かれている場合は、全部見せてほしいと言われます。たとえば、マリメッコでた~くさん買って、4袋になってしまったものの、レシートは1枚、というケースです。ですから、払い戻しを受ける方は、空港でもう一度、荷物整理をする覚悟でいたほうがいいかもしれませんね。

ちなみにですが、2011年11月、ミラノを出国する際、やはり、買ったものを見せろと言われました。べちゃべちゃおしゃべりしていて、全然やる気のない係員たちに比べれば(今から思えば、経済悪化で、外国人から獲得したユーロはびた一文渡したくなかったのかもしれませんね)、ヘルシンキの担当者は誠意ある態度でルールを守っていたとも言えます。

税の払い戻しデスクは、出国審査の後にもありました。そこは、乗り継ぎ便の人のことを考慮してか、買った品物を見せる必要ななさそうでしたし、少なくとも去年は、書類だけでOKでした。今はユーロ危機の影響で、対応が厳しくなっているかもしれないですね。

どちらで手続きするにしても、日本人が集中する時間帯は絶対に混みます。特に、観光客が増える季節は、混雑が予想されるので、早め、早めの行動がよろしいかと存じます。

 

【税の払い戻しが終わったら】

事前チェックインが終わっていれば、空港でフライトのチェックインをする必要はないので、預ける手荷物をBaggage Dropと呼ばれている場所まで持っていけばOKです。これは、利用するエアラインのチェックインカウンターごとに手荷物を預ける日本の空港とは異なるシステムで、すべてのフライトの手荷物を、どのカウンターでも受け付けてくれます。すいている列を選んで、素早くチェックインしてしまいましょう。そのあとは、セキュリティーを通り、ゲートに向かって歩いていくと、出国審査場があります。今は実験段階だそうですが、ICパスポートを持っている日本国籍保持者人なら誰でも自動出入国審査機を利用できます。

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フィンエアーの機内誌でも、その説明だけは日本語の解説がついていました。

せっかく機械を使っているのに、一連のプロセスが終わったら、係官から手動で出国のスタンプを押してもらうため、一体何のために機械があったのか私たちには分からずじまいでした(笑)。