潜伏キリシタン関連遺産の切手と消印
切手好き女子のミホコさんから、サプライズで届きました。
私が月イチで参加している「読書会」のメンバーでもあるミホコさんは、私がおととし、“隠れキリシタン”がらみの本を読んでいたことを知っています。そして、昨年、長崎と天草地方の関連施設などが「潜伏キリシタン」関連遺産として世界遺産にもなりました。
ブーム、来ちゃったね。
10年以上も前のことですが、仕事で平戸市のキリシタン関連遺跡を案内していただいてから、急に興味を持ちました。そして夫を説得し、五島列島へ旅行にも行きました。点在するかわいらしい教会をめぐりながら、キリシタンの方々が苦しみながら守り続けた信仰や苦難を想像しようとしても、とてつもなく遠い世界のことに思われて、当時はまったく消化できなかったと思います。
しばらくキリシタンのことは忘れていたのですが、おととし、何の前触れもなく、この本を再読してみる気になり、引っ張り出してきました。
長崎を次に訪れるときは、きちんとしたお話をお聞きできるようなスタディーツアーに参加したいものです。そして、天草にも行きたい!
私の中での順番では、天正遣欧少年使節のことは忘れてはならない重要事項です。彼らの足跡を少しでも感じたくて、ポルトガルへの旅は、私の「行きたい場所リスト」の上の方に鎮座しております。一昔前、コインブラ大学の有名な図書館を案内していただいたときに、「ここは天正遣欧使節が立ち寄ったのですよ」と説明を受け、頭が真っ白になった記憶があります。ちゃんと認識してから、再訪しなければ!
彼らがヨーロッパへの旅の途中で立ち寄ったマカオは、もっと簡単に行かれると思ったのですが、まだ実現していないーー。