郵便とリアルでトラベルライフ

旅が大好き! Postcrossingを始めてからハガキで世界旅行。楽しいよ♫

商品を愛してほしいなあ

正しい物が届いたら、先の物はそちらで、そのままお納めください。捨てても結構です。

これは、アマゾン・ドットコムのマーケットプレイスでの買い物で、私が販売主さんからいただいたメールです。

ご存知の方も多いと思いますが、アマゾンでは、古本屋さんや一般のユーザーがユーズド(または新品)の本を好きな価格で売ることができるコーナーがあります。そこで私は、クリスマス前に「1円」で、あるポストカードブックを注文しました。商品も販売主さんもレビューがよかったので、「1円」で手に入ることを申し訳なく思いつつ、251円(1円+配送手数料の250円)で喜んで注文を入れたわけです。

荷が届き、封を開けて記憶にないモノが出てきたときは、まず、自分の注文ミスを疑いました。

すぐに注文履歴をチェックしてみると、私は欲しいモノを間違いなく注文していたことが確認でしたので、交換のお願いのメールを送りました。

すぐに来たお返事では、読み方によっては私の注文ミスをにおわせる文面で、私の頼んだものでも、すでに送ったものでも、どちらの商品でも対応できるので、私が欲しいモノの内容を細かく説明してほしいということでした。

アマゾンのシステムでは、表紙の写真が掲載されていることがほとんどですから、そのページをコピペして、私の注文内容を繰り返して、すぐに返信。

このポストカードは、シリーズ名とタイトルに異なる数字が入っているため、紛らわしいのは事実なのですが、表紙の写真を確認さえすれば、間違いは防げたと思います。

その後、丸一日、先方から何の連絡もないので、このまま知らんぷりされてもいやだなと思い、

①私の返信は届いているか

②年内に交換してもらえるか

を確認するメールを送ったのです。

その数時間後に届いたのが、冒頭で紹介した悲しいメールです。

「お手数をおかけして申し訳ございません」とか「ご注文ありがとうございました」とか「ご連絡が遅れてすみません」など、一切なしです。冒頭に書いたものが、送られてきたメールのす・べ・て。もしかしたら、私に発送の連絡をしないまま、注文品を送った後なのかもしれません。

たとえ1円で売っている商品であっても、お客様からお金をいただく以上は、商品を間違いなく届けて、喜んでもらうのが、商売なのではないでしょうか? いえ、それ以前に、自分が扱っている商品には、もっと誇り、愛着を持って欲しい。そういう方から、今後は商品を買わせていただきたいと思います。万が一、このブログを読まれていたとしたら、消費者の悲しい気持ちに、ちょっと思いをはせていただければと思います。

売主さんの言い分としては、手数料の250円のうち、自分が払ったメール便との差額が収入になるわけだから、誤って送ってしまった商品を着払いで送り返された上、交換の商品を送るとなると、今回の取引では赤字になってしまいます。送り返されたらかえって迷惑ということでしょう。

しかし、言葉のあやとはいえ、「捨てても結構です」って、悲しすぎます。交換したんだからいいだろう、ということではないんですよ。ネット上のやりとりは、顔が見えない、声が聞こえないからこそ、気持の行き違いが起きやすいと感じます。私は、電話で話すときの「1割増し」くらいの気持ちでメールを書くようにしているのですが、もし、私からのメールを、いや~な感じのクレーマーのように思われたのであれば、おわびします。

本日、無時に本来注文した商品が届きました。でも、お手紙はおろか、注文票すら入っていませんでした。思いがけず余計に手に入ったポストカードブック、ウレシイですけれど、単純に「ラッキー」とは思えないんです。もちろん、活用しますよ。出す相手はたくさんいますから、絶対に捨てたりしません。