郵便とリアルでトラベルライフ

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Westin Chosun に惚れた・・・・・・

7月のソウル6日旅行では、お安めのホテル滞在でした。値段なりで、それなりに納得。

でも、今回はお疲れモードの夫と一緒なこともあり、良いホテルを選びました。繁華街に近い老舗ホテル「ウェスティン・チョースン」です。

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 ソウルの街中を歩いたことがある方なら、おそらく一度は目撃しているコリア風のスタバ。これの背後にそびえているホテルです。ソウルの高級ホテルと言えば、以前、新羅ホテルには二度ほど投宿したことがあり、ここも大変素敵な大人向けホテルでした。ただ、町の真ん中にはやや遠い(だから落ち着いているとも言えるんですが)。立地を考えると、ウェスティン・チョースンに軍配を上げざるを得ません。

創業99年目の今年、韓国最古のこのホテルは、来年の100周年に向けてお化粧直しをしている様子でした。日本人観光客の激減もあってだと思うのですが、非常にお得にオファーされていたので、即決しました。本当によかった!!

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 落ち着いたインテリアで、寝具が非常に心地よいのです♪ ベッドも大きい~。上の写真では1つしか映っていませんが、このベッド(セミダブル?)が2つ置いてあるのですから、十分すぎる広さを独占できて快適なんてもんじゃありませんでした。

バスルームも機能的で、この洗面台が使いやすいったらなかったです。ホテルの洗面スペースに私は不満を覚えることが多いのですが、ここは気が付いたら、快適に使っておりました。タオルの位置とか、さりげなく、よく考えられていると感じました。

私自身、ホテルのアメニティーは必要ないけれど、おしゃれだったのはうれしかったな。テンションアップですよ。

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で、ソープだけは使わせていただきました。

部屋でお茶を飲みたいタイプなので、湯沸かしポットがあるかどうかは、すごく大事なポイントです。こちらは、コーヒーメーカーとは別に、ちゃんとポットもありましたので、その点でも満足でした。ただ、氷が常備されているはずなのに、必要な夜に限って、入っていなかったのはなぜ?

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とまあ、あれこれリクエストはありますが、一番感動したのがこのコンセントです!

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ウェスティン・チョースンさん、分かってらっしゃる! 韓国のプラグはヨーロッパと同様のタイプなので、日本の電気製品を使う場合は変換プラグが必要です。以前、そのことをすっかり忘れて渡韓してしまい、大変な目にあったことがあります。

でも、このホテルなら、そんなの必要なしってことです。デスク脇のコンセントもバスルームのコンセントも、ちゃんと日本の家電をそのまま使える穴が開いていました。これには心の底から感動しました! 我が家には変換プラグが1個しかないので、夫と私が使うスマホやデジカメをいっぺんに充電するの、どうしようかと思っていたんですよね。まったく杞憂に終わりました。

それともう一つ。このホテルは携帯電話をレンタルしてくれるんですよ。現地の友達と電話連絡する必要があったので、このサービスは本当にありがたかったです。レンタル料はなしで、電話代のみ負担。しかも、部屋に常備されていますから、現地で手続きする必要もなし。

唯一の難点はWiFiが有料なことです。一応、つながってしまいますので、部屋番号と名前を入れてコネクトすると、いきなり課金されますからご注意を。

私は、金浦空港でWiFiルーターをレンタルしましたが、これによって旅が格段に快適になりました。1日500円未満、コンパクトで持ち歩くのも気になりませんし、使わない手はありません!

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さて、ホテルに話を戻しましょう。このホテルは朝鮮の文化・歴史の面で重要な場所に建てられたため、残された貴重な建物も見られます。そもそも日本統治時代に建設されたという歴史的背景を考えると、少々複雑な思いにもなります。

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もちろんハイライトは円丘壇(ウォングダン)。朝鮮王朝時代、王の祭事などに使われた場所だそうで、地元の方々も訪れていました。

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ここは韓国の指定史跡です。大都会ソウルのど真ん中のオアシス。私は20年以上わたって、韓国を10回以上訪れていますが、ここを拝見するのは初めてでした。お勧めです。宿泊されなくても、ぜひ、ご覧になってください。