郵便とリアルでトラベルライフ

旅が大好き! Postcrossingを始めてからハガキで世界旅行。楽しいよ♫

高齢者と行くヘルシンキ・・・

念願だった6月のフィンランド旅行。まったくの偶然が重なって、私の両親と弟、夫の母の総勢6人の家族旅行になりました。さて、ここで「問題」なのが、海外旅行に不慣れな高齢者を3人も連れて行くということです。

 

父は満80歳。2人の「おばあさん」は70代。3人ともまあ元気な方ですが、腰が痛い、歯の調子が……と「悪いところ」をあげさせれば枚挙にいとまがありません。それでも、これといった持病もなく、比較的健脚でもあって、「行く」と言ったことが、まずは偉い!

 

私の両親は20年以上前にアメリカ東海岸へ行ったことがあるだけ。義母は私たち夫婦と一緒に韓国旅行をしたことがあるだけ。つまり、高齢者全員にとって、初めてのヨーロッパなわけです。親たちをヨーロッパへ連れ出したいと思いながら、なかなか実現しなかったのですが、ほぼベストシーズンと言える6月、ヨーロッパのどこに行こう――直行便で行かれる一番近いヨーロッパの都市・ヘルシンキに決めました。

 

フィンエアーの予約もとれました。7泊のうち半分はアパートメントステイにする予定です。私は一度体験したことがあるので、様子も分かるし、何より、「お茶が飲みたい」「白米が食べたい」「味噌汁を出せ」と言い出しかねない父(や母たち)が自由に過ごすためにも、ミニキッチンがあった方がいいのです。

 

成田には前泊します。11時のフライトまで、ゆったり支度できれば、9時間半のフライトに備えて体力も温存できるでしょう。気持ちの余裕も大事です。弟も来てくれることになったのは、とても心強いです。まあまあ英語が出来て荷物持ちもできる人間が3人になったわけですから、老人3人のヘルプも大丈夫でしょう。

 

福祉国家フィンランドの首都ヘルシンキがどれほど「老人フレンドリー」であるか、いずれ現地からレポートしたいと思います。