郵便とリアルでトラベルライフ

旅が大好き! Postcrossingを始めてからハガキで世界旅行。楽しいよ♫

Fiep Westerndorpさんのこと

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9月にはいって立て続けにオランダから届いた「かわいい」ポストカード。ポストクロッシングをやっていると、必然的にお付き合いが密になる国の一つがオランダですが、このアーティストのことを教えてくださったのも、オランダのポスクロッサーでした。イラストの作者はフィープ・ヴェステンドルプ。

 ものすごく心温まる絵のポストカードがオランダから時々届くようになって、私はこのアーティストのことを知りました。この前いただいたカードに、「子供のころ、母はフィープさんの絵本を読んでくれました。そして私も母になって、子供たちにフィープの絵本を読んで聞かせているのよ」と書かれていました。

そうか! 絵本があるのね、ということで、地元の図書館から2冊取り寄せて読んでみました。 

イップとヤネケ

イップとヤネケ

 

 イップ(男の子)とヤネケ(女の子)のかわいい物語です。

巻末の「訳者のあとがき」を読んで、このイラストレーターのオランダでの地位を知りました。

「ヴェステンドルプが亡くなったときに、オランダの代表的な新聞、フォルクスクラント紙は、『イップとヤネケ、ついに孤児になる』と見出しを掲げ、その死を惜しみました」

2002年の選挙の時には、ある政党が「イップとヤネケの言葉で選挙を勝ち抜こう」とうことで、政策をわかりやすく説明しようとしたそうです。

オランダ人に広く親しまれている、まさに国民的アイドル、キャラクターなのですね。

 もう一冊は、いわゆるサンタクロースのオランダ版の物語です。

イップとヤネケ シンタクラースがやってくる!

イップとヤネケ シンタクラースがやってくる!

 

 国民的キャラクターを生み出したヴェステンドルプの絵は切手にもなっています。今までオランダから届いたポストカードをひっくり返していたら、ありました、ありました!

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かわいすぎる♬