政治のネタもOKの場合
ポストクロッシングをはじめ、海外の人と初めて「お話し」するときには、政治・宗教の話題は避けた方がいいというような、暗黙の了解があるようです。私はどちらの話題も展開できないので、自分からはほとんどしませんが、最近、アメリカ人のポストクロッサーとのやりとりで出くわす「ごめんなさい」が気になっています。
これは、先日いただいたカードに書かれていたもの。もちろん、ここで意味するPresidentは、「あの方」です。
受け取り報告をするときに、思わず、
「お宅の大統領、もうすぐ来日するんですよ」と書きました。日本の天皇・皇后両陛下との会見も決まっていて、会見後のツィッターの内容に対してすでに心配の声があるーーなんてことも書き加えました。
私のこのメッセージに送り主さんの男性はすぐに反応してくれました。
Good luck with the President's visit!
この文章の後には、彼個人の、アメリカ大統領に対する意見が続いていましたが、それはここでは紹介することは控えます。
もう一人、私が住所を引き当てたアメリカ人(女性)は、ご自分のプロフィールに
P.S. Apologies for our current president--hopefully the adults will take charge soon!
と書いていました。ちなみに、大統領ネタを書くときにどうしてみんな「P.S.」を使うんでしょうね。
とにかく、私がカードを送るタイミングがちょうど衆議院選挙の前だったので、「もうすぐ国政選挙があるんだけど」と書いたのです。私の政治信条にはもちろん触れず。
面白かったのは、登録の時のメッセージ。
Good luck with your election--hope the Russians don't get involved!!!!!!!!!
一瞬、「ロシアの関与って?」と謎だったんですが、数分後に「!」ーー分かりました!
私は経験上、「時には政治のネタはOK」と言えますが、配慮は必要だと感じます。アメリカ人とは結構、カードのやりとりしていますけれど、某大統領の支持者には、まだお目にかかっていません。「私は彼に投票しました」と公言するのは勇気がいることなのかな?