ソウル旅行⑪酒場ルポ
私と日本語ボランティア仲間のレイコちゃんのソウル旅行も、今年で何と4回目。
かつての留学生たちと、現地で再会するのが楽しい旅でもあります。
今回も大勢集まってくれて、感激、感激の日々でした。みんな、何とか日本語をキープしているのも嬉しい! 私も、韓国語、やってみよーかなーという気になっているところです(フィンランド語はほぼ挫折……使う場所がないし)
さて、最後の夜、シメのシメにやってきたのがこの梨泰院の居酒屋(1階)です。
梨泰院のホテルに泊まっていた私たちが、散歩のときに
「外見が素敵!」
とチェックしていたお店です。
昭和(もちろん韓国では昭和なんて言わないけれど)なレトロ感が、今、韓国の若者にも受けているのではないかという印象を、今回の旅では強く感じました。一時、日本でもDiscover Japanとか言って、和の良さを(半ば強引に)再発見しましょーという時期がありましたが、市場とか、今まではおじちゃん・おばちゃんしかいなかったような場所に、今年は山盛りの若者がいたのです。その流れを、この店でも感じました。
なべの蓋の裏をメニューにしたりしてどことなくレトロを演出しているけど、でも、オシャレーーみたいな感じ。
ここは、食べ物がすごくおいしかったです!
夜も更けて良家の子女は家に帰り、最後まで残ってくれたキム君が、親友を呼びつけてくれました。”ソウル中のレストラン・食堂の情報に通じている”という彼は、クォン・サンウに似ているなあと思って、そう言ってキム君に通訳してもらったら、彼は、
「いえいえ」
と恥ずかしそうにしつつも、実際、よく言われるそうです。
偽物クォン・サンウ(右)が言うには、この店は海産物が美味しくて評判なんですって!
「よくこの店、見つけたね」
と褒められて、鼻の高い私たちです。
この店は3次会ですが、マッコリもた~んと飲みました。
こうしてソウルの夜は更けていきました。
店の名前ももはや分かりませんが、梨泰院の駅近くのスーパーの角を曲がり、メインストリートと並行する裏道を歩いていくと、右側に見えてきます。
ご参考までに:ホテルまで二人の男子が送ってくれるということで、お店が建っている裏道を通って行こうとしたら、クォン・サンウが
「危ないから、メインストリートを歩いて行った方がいい」
と強く主張したので、そうしました。このエリア、夜は気を付けた方がいいみたいです(特に酔っぱらっているときは)。
これで、今回のソウル旅行のルポはおしまいです。
実は月末にまた、ソウルに行くのです! 夫の短い夏休みのお付き合い。ホテルは豪華にしましたので、今までとはひとあじ違う旅ができるだろうと楽しみにしています!
ではでは。