郵便とリアルでトラベルライフ

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日比谷・銀座で、楽しい買い物と教育談義

 三連休の初日は銀座スタートでした。友達が、帝国ホテルプラザで開かれるミニミニファッションショーに誘ってくれたので、時間より少し早めに家を出て(“家出”にあらず)、有楽町イトシアをチェック!と思ったら、大音響で自民党総裁選立候補者の演説のご案内中でした。

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まだ準備中だったからなのか、通行人がほとんど興味を示さずに通過。写真を撮る人もゼロ。さすがに、ご本人たちがそろったときは、桜も含めて大勢の人が見守ったのだと想像しますが、国民の関心はどの程度なのでしょうか? 

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さてさて、有楽町から日比谷に向けて歩いていると、ゴジラを発見! ここのあたりには何度も来ているのに、今まで気が付きませんでした。いつ、出来たんでしょう? そして、なぜ、ここに?? ウルトラマンはいませんでした。

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その日のメインイベント=帝国ホテルのタワーで開かれたファッションショーは、高級ブティックのテナントさん主催で、お得意様に秋冬物のお買い物をしていただくという趣向です。明らかにお得意様じゃないと分かるのは、私達だけでしたね。

館内レストランご優待券もいただきましたが、10月11日ー13日が除外日になっている理由はーー「国際通貨基金IMF)と世界銀行の年次総会」が開かれるからでしょうね。外国人を中心に2万人が参加する超ビッグイベントのメイン会場が帝国ホテルなのです。10月にはいったら、あの辺の警備、厳しくなりそうですね。

で、庶民の私たちはその後、銀ブラ(いつの時代の言葉じゃ)してから、銀座一丁目のインド料理レストランでおしゃれなインド料理に舌鼓を打ちながら、教育談義になったのでした。

高齢出産の友人夫婦は、3歳女子の育児中。この子の将来を考えると、ブルーにならざるを得ないらしいのです。要するに、この子を行かせたいと思う学校が日本で見つけられるのだろうかーーと。

私なんか、小学校からフィンランドでやり直したいと思っているクチなので、「フィンランドにすれば?」とすかさず言うと、フィンランドメソッドの本はすでに買ったといいます。これは、かなりマジで悩んでいるな~。

佐藤優氏が著書『読書の技法』で、「現在の教育制度では、国家公務員Ⅰ種試験や司法試験の合格者でも、ほぼ例外なく学力の欠損がある」と書いているように、日本の教育システムは問題が多いと、この私も思います。自分自身、あんなに長時間勉強したにもかかわらず、欠損だらけ。今頃になってあわてて、高校レベルの世界史をやり直さないとならない始末です。高校時代に世界史の授業を受けたにもかかわらず、です。

生まれた国で満足な教育が受けられないなら、海外に行けばいいのか? それはそんなに単純ではありませんよね。場合によっては、「日本人であることを捨てる覚悟があるのか」という問いを突きつけられると思うから。私のいとこの長女は、親の仕事の都合で小学校から中学校をアメリカとイギリスで過ごし、しかも、イギリスではアメリカなまりを徹底的に直されたそうです。そして、日本語が中途半端なまま帰国、高校生の今、普通に使う熟語とかことわざが分かりません。自分が一番しっくりくる言葉が英語だと言っているようですが、英語圏で生まれ育った子と比べれば、文化的背景がごっそり抜けている分、本当の意味での母国語でもないと思います。

かわいそうだけど、根無し草になっちゃったんですよね。だから、子供に海外で教育を受けさせるには、相当の覚悟がいると思います。

なんか、重たい話になってしまったけれど、この日は楽しい買い物もしました。

これ▼は、私が大、大、大好きなリコリス+ペパーミントのオーガニック・ハーブティー! 

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このブランドのお茶は日本でほとんど見かけなかったので、アメリカのオーガニックスーパーWHOLE FOODSでまとめ買いしてきたものの、とっくの昔に在庫が尽きていました。日本で買える場所(@銀座)を発見したのは、大きな収穫です。

もう一つ。ポストクロッシング活動に必要なので、世界地図を買いました! 

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ポスクロを始めて数通目が、アメリカの小学生兄弟でした。彼らはカードが届くたびに地図にマーキングして楽しんでいるとプロフィールに書いてありました。その時は特に何も思わなかったのですが、最近になって、私の手元に届くカードの出身国がばらけてきたので、地図上に落とし込んでみるのも面白いなと思うようになりました。やっていることが小学生並ですね。

先ほど、リビングの壁に貼ってみました。うん、これはいい。たくさん届くドイツやオランダを擁するヨーロッパは、この地図だと面積が狭くて、国境もよく分からないし、マーキング用のシールを貼れないので、ヨーロッパだけを独立させて、白地図をネットでダウンロードしようと思っています。