東京ミッドタウンはフィンランドのクリスマス!
待ちに待った「森と湖の国 フィンランド・デザイン」展を見に、六本木のサントリー美術館に行ってきました。
この展覧会は本当に見ごたえがあってよかったのですが、そのことは別の記事にまとめようと思います。
とても驚き、感激したことがあったので、今日はまずそちらをご紹介したいのです。
サントリー美術館が入っている東京ミッドタウンが、フィンランドをテーマにしたクリスマスデコレーションでいっぱいなんですよ! さらに、ロヴァニエミに住んでいるとフィンランドが主張しているサンタクロース、今、東京に出張営業中です!
明日(11月25日)午後時から、サンタクロースがパレードする予定。(都内の某ホテルでも、このサンタクロースはしばらく営業活動を展開するようです。)
パレードを見られない場合でも、ミッドタウンのあちこちに、ヒンメリというフィンランドの伝統的な装飾モビールが飾られてるので、それを見ながらぶらぶら歩くだけでフィンランドの雰囲気を感じます。素朴な感じのディスプレイが、今まで慣れ親しんがゴージャスなデコレーションと一味違って、ほっこりした気持ちになりました。
まず、私たちが入った入り口近くにあった高さ6メートルのツリーの装飾がヒンメリ一色でした。
わら細工のものとストローのような半透明な白い素材のものの2種類が飾ってありますが、とにかく素朴で落ち着きます。
実は、最初、これがヒンメリだということに私は気がつきませんでした。最初に「ヒンメリ、見ぃつけた!」と思ったのが、この巨大なモビールでした。
サントリー美術館は3階にありますが、展示を見終わって会場を後にし、ふと吹き抜けの階下をのぞいてみたら、バーンと巨大なヒンメリが目に飛び込んできたのです。
1階から見上げると、このように見えます。
一度、ヒンメリの存在に気づいてしまうと、館内のあちこちに大小さまざまなヒンメリを発見できます。ヒンメリ・ハンティング、結構ムキになって楽しんできました。
夕方には、モミの木のツリーをはじめ、あちこちがライトアップされるということなので、また日を改めて、今度はイルミネーションを楽しみに行きたいと思っています。
おまけの出来事です。
「おねがいスノウマン」というイベントに誘われました。
雪だるま型のプレートに願い事を書いておくと、巨大な雪だるまの周辺に飾ってもらえるということなのです。「ぼくの力で願いをかなえてあげます」なんて、若者に声かけられて少し引きましたが、「七夕みたいですね~」とからかってから、夫と二人で北欧ネタの願いを書いてきました。せっかく、「フィンランドのクリスマス」が展開中ですから、かないやすいんじゃないかな~~~。これが飾られるのは、このでっかいスノウマンのあたりらしいです。