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郵便とリアルでトラベルライフ

旅が大好き! Postcrossingを始めてからハガキで世界旅行。楽しいよ♫

自動化ゲートは便利なんですがーー

韓国にチラッと行ってきたのですが、出発前からおもしろい体験をしました。

それは、出国手続きです。羽田空港国際線ターミナルで、通常通り、出国スタンプをもらう列に並ぼうとする私に、夫が言いました。

「自動化ゲートを使おう」

彼は、アメリカ出張から帰ってきたばかりで、その際に、長蛇の列に並ぶのが嫌で、自動化ゲートを利用し、行列を回避できたので、すこぶるご機嫌でした。

私は「自動化ゲート」そのものを聞いたことすらなかったので、

「何だ、そりゃ?」状態。韓国旅行の日は時間にゆとりがあったので、羽田でサクッと登録作業をすることにしました。

そうなんです。出国するその日に、その場で手続きできちゃうなんて、日本のお役所仕事とは思えない便利さ!

海外旅行に行くわけだから、どなた様もパスポートはお持ちですよね。だから、その場で所定の書類に記入して、係の人に渡せばいいんです。そして、両手の人差し指の指紋を登録することで、本人確認がとれる仕組み。従来のように、係官にパスポートを渡して出国・帰国のスタンプを押してもらう手間が省けるとあれば、その時の気分で自動化ゲートを使えるように登録しておいてもいいな、と思って、やることにしました。

手続きは、夫の言う通り、ものの5分で完了――するはずでしたが、ここでひと悶着ありました。

いえ、まずは私の凡ミス。

書類の住所欄に郵便番号を書いただけで安心しちゃって、そのまま提出してしまったんですよ。すると、

「あー、すいませんが、住所、書いてください」

そりゃそうだよね。はいはい、すいません~と思っていると、その係官が、

「いや、うちが悪いんですよね」

と言ってくださるんです。

このココロは、書類の住所欄が非常に狭いこと。郵便番号を書く場所にデカデカと黒々と自分の番号を書いてしまった私の場合、本来、住所を書くべきスペースが数字で埋まっておりました。ちゃんとした大人は、それでも、住所を書くんでしょうが、私はこういう書類に記入するのが大の苦手でして、スペースが埋まった=必要事項が書き込まれた、と言う風に勝手に自動翻訳してしまっていたようです。

ですから、100%、私のミス、、、なんですが、書類自体に問題がないか、と言えば、ちょっとはあると言いたい! それこそが、この係官の主張されたポイントなんです。

なので、まともに書類を書けなかったことに動揺して

「あ、あ、あ、すいませんっ」

と謝る私を制して、

「いやいや、こっちが悪いんですよ。こんな書類作って。ほんと、作ったやつがバカなんですよ。いや、ほんと、バカなんです。こっちが悪いんですよ」

とまでおっしゃる。そして、何度も何度も、謝りつつ、書類を作成した同僚をなじるというコントを披露してくださいました。もちろん彼はまじめにお仕事されているだけなんですが、ここまで言うということは、きっと、私のようなうっかりさんが一定数、おられるんでしょうね。とにかく、自分のミスのお蔭で(?)、私は珍しい漫才を目の前で見ているような感覚にとらわれましたよ。

そして、その漫才はまだ続きました。

その係官は私のパスポートの後ろ側から点検し、

「あれ、あれ」

みたいな感じになっています。数ページを行ったり来たりしながら、明らかに困っているんです。

そして、ポツンと言いました。

「自動化ゲート利用登録のハンコは、最後のページの下に押すことになっているんですが、あなたのパスポートはそのスペースがないんですよねぇ」

た、確かにーー。この3年ほど、私は何度か成田とヘルシンキを往復しているのですが、ヘルシンキの入管で、こともあろうか、最後のページにEUへの入国、出国スタンプを押されまくって、そのページにはもう、自動化ゲート登録のハンコを押す場所はありません!!

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ね? こんな感じで、一部重なりながら8個も同じスタンプ(日付だけはもちろん違いますけど)が並んでいるんです。

それが、日本の公務員を困惑させてしまいました~~。

それで彼が執った次善の策は、2ページ前の下に登録済の判を押すことでした。

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とりあえず、めでたく自動化ゲート利用の登録は済んだのですが、一つ、注意を受けました。

自動化ゲートを使うということは、手作業による出国スタンプが押されないということです。だから、訪れた外国で入管を通る際、私が日本を出国した証拠を示さないといけないわけですね。普通は、「一番最後のページの下」という所定位置に押されたハンコを入管の係官はチェックして、

「お、あんたは自動化ゲートを通ったんだね」

と思うわけですが、私の場合は、そこにハンコが押してないので、トラブルが発生する余地があるそうです。

「わいろ目的で文句をつけられる可能性がありますから、その時は、このページを見せてください。とくに発展途上国では(ごにょごにょ……)」

と、語尾を濁らせつつ、後ろから3ページ目に押されたばかりのハンコを示されました。

真面目一筋な係官が「どこに押そう?」と動揺してしまい、余計な説明までさせてしまった結果、おそらく2分くらいはロスしたと思います。だから、本当は5分くらいで終了するはずの手続きは、7分くらに延びたのですが、この係官とのコミカルなやりとりで十分楽しめましたので、OKです。

ちなみに、羽田からこの自動化ゲートを使って出国し、到着した韓国・金浦空港では、まったく問題ありませんでした!

そして、帰国ラッシュの羽田でも、自動化ゲートを通過して、楽ちんな思いをしました。まだ、使っていない人の方が圧倒的に多いみたいですね。今のうちはお得感あります!

この自動化ゲートについてご興味のある方は、こちらのサイトをご覧ください。