郵便とリアルでトラベルライフ

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ソウル旅行⑨満腹の精進料理

年下のレイコちゃんとは、今までどちらかというとお安めの宿に泊まるソウル旅行を繰り返してきました。しかし、今年はレイコちゃんが"大台"に乗ったことを契機に「ラグジュアリー」を1つのテーマにして、すこ~し大人なこともやってみる旅といたしました。

そのひとつが、ちゃんとしたレストランでの大人のお食事♪。選んだのは仁寺洞にある、お寺系精進料理の有名店・パルコンヤンです。木造建築をイメージして出かけたら、なんとオサレなコンクリート打ちっぱなしのビルでございましたよ。

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 階段もかっこいいわ~。

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 しかし、5階までのぼるのは、なかなかの運動でございました。まだ着かない、まだ…まだぁ……と言い続けて、ようやく到達ーーと思ったら、こちらは裏口だったみたいです。エレベーターでスッと上がればすぐにレストランの表玄関に到着することが、帰るときに分かった、トホホな私たち。

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 5階からながめた夕暮れ時のソウルの街並みです。

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 ディナーの場合は要予約なのですが、「電話のみ」という壁にぶちあたっていた私たちは、出発前に知り合いの韓国人留学生にヘルプを要請しました。事情を説明し、私の家に来てもらって、家電からこのレストランに電話で予約してもらったのです。そこまでして出向いたのですよ。

ですから、お店に入ってすぐに、

「予約の〇〇(私の名前)です」

と高らかに宣言(と言っても、言ったのはレイコちゃん、ね)し、通されたのがこの「ブース」です。お隣は、おじちゃん3人組が楽しそうにお食事中でした。

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お料理の紹介の前にクイズ! これ何でしょうか?

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コインの形のフェイスパック(みたいなもの)がお皿に恭しく乗せられて運ばれてきたのですが、テーブルに置くや否や、上から水をじょぼじょぼとかけてふくらませてくれました。はい、おしぼりで~す。かなりびっくりです。

一応、日本語のメニューがありましたが、内容は日によって変わるため、出てくるたびに

「これ、何だろう?」

と照らし合わせて、分からない時は想像して楽しんでいました。精進料理とはいえ、ものすごいボリュームで、私には食べきれませんでした。

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では、その芸術的なお料理を写真でご紹介します。すべてではありませんので、ご了承を。 

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いかがですか? ギョーザや肉巻みたいに見えるのも、すべてお野菜です。本当に手が込んでいて、丁寧な仕事ぶりに感激でした。

最後は、ピーナッツチョコみたいに見えるけれど、じつは精進のお菓子です。これが、すごく美味しかった!

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しかし、品数が多すぎる……。こちらで夕飯をいただくときは、お昼は抜きましょう。

お土産に、こだわりの手作りコチュジャンを買いたかったのですが、本日は売り切れ。週明けに入荷するということで、後日、またもや、現地の友人を使って電話で問い合わせてもらったのですが、入荷していませんでした。どうしても買いたい場合は、予約すると確実だそうです。残念ーー。

さて、帰りはエレベーターでさくっと地上へ降り、出たところはこんな感じでした。ここが正しい入口というわけですね。

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通りを渡ったところにあったお寺で、しばらく腹ごなし。

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きれいなちょうちんがたくさん飾り付けられていました。

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喧騒のソウルの中心地にありながら、ここだけは幻想的な世界。すごくほっとしたのを覚えています。