ご当地フォルムカードのあれこれ
県ごとに「ご当地」限定で販売されている切り抜きタイプのポストカードが、海外のポスクロッサーに大人気です。この商品が企画された当初は、もちろん、国内に送ることだけを想定していたでしょうが、昨今、フォルムカードを買って、外国に送る非日本人も出没しているのは明らかです。その証拠に、東京中央郵便局では、フォルムカードを入れる封筒(¥50)まで販売しておりました!
国内であれば、120円分の切手を貼って、そのまま「裸で」投函できますし、きちんと配達もしてくれます。
一方、海外への郵送は、封筒に入れることが必要です。このことを、私だって最近まで知らなかったくらいですから、外国人たちは尚のこと。まさか、ガイドブックにそんなことは紹介されてないだろうから、郵便局内に英語の注意書きが必要になったんだと私は想像しています。
フォルムカードは海外にいくらで送れるのか?
さて、私がなぜ東京中央郵便局に行ったかというと、ご当地フォルムカードを海外に送る場合、いったいいくらかかるのか、正解を知りたかったからなのです。
大きめのフォルムカードは、どうしても定形外になってしまいます。そうすると、いきなり郵便料金が跳ね上がって高くなってしまうのが困りものでした。ネットで、「グリーティングカードとして出せば安い」という情報を読んだことがあったので、近所の郵便局でその旨を確認したのですが、「クリスマスなどの季節限定です」と言われちゃいました。
でも、どうしても納得がいかない! そこで、「東京中央郵便局の方なら絶対に正しいことを教えてくれるだろう」と思って、お尋ねしたのです。
正解は
1通、25グラムまではグリーティングカードとして送れる。
です!!!
その際の注意は、「AIR MAIL GREETING CARD」としっかり封筒に書くこと。これを忘れると、お得なグリーティングカード代金ではなく、お高い定形外の料金を請求されるそうです。見本として、メモ用紙にスタンプを押してくれました。
あー、これでスッキリしました。
本日の教訓:困ったとき、確認する相手は「プロ中のプロ」に。
旅に行ったら、ご当地カードハンティング
昨日、旅の楽しみとして、ご当地フォルムカードを入手すること、とブログに書きました。しかし、そんなに簡単にいくとは限りません。
1月、群馬のとある観光地では大苦戦。全然ない! 特にほしかった絵柄がなくて残念そうにしていた私をかわいそうに思ったのか、親切な局員さんが他局に電話で問い合わせてくださる始末です。おかげで、なんとか2枚GET。そして、車でたまたま通りかかった別の郵便局で、何種類か、あるだけ購入しました。
その後、隣の長野県へ遠征し、郵便局を見つけるたびに緊急停止ししては、ご当地カードを探す私。大きめの局で空振りが続いたため、「ここもどうせだめだろうな」と、期待せずに入ったちっちゃな局で、ヤッホー、ほぼ全種類、購入できました。何事も見た目で判断しちゃいけませんな。
そこの局のおじちゃんは、ご当地カードの威力を全然ご存知なく、
「地元の人は興味ないよね。観光客が手紙出しにきたときに、これを見つけて買ってくれるくらい」
と言ってました。いっぱい買った私のことをコレクターと勘違いなさったため、
「いえいえ、私は集めてなくて、ぜ~んぶ外国に送ります」
とお返事し、もっとびっくりさせちゃいました。
先日は、山梨県のとある温泉地へ~。ポスクロ友達のHちゃんからおつかいを頼まれていたこともあって、何とか無事にゲットしたい!
最初に入った小さな郵便局(経験上、これはいい予感!)で、いきなり全種類発見です。Hちゃんの分も購入でき、しかも、非売品のミニカードもざくざくくださいました。
山梨と静岡の県境に位置する富士山まで、ゲットォ!!
その後も、あちこちの郵便局に立ち寄りましたが、群馬や長野に比べて、在庫の充実度はスバラシイものがありました。そして、生産終了になったブドウ柄のカードをたくさん購入できたことを、Hちゃんは「信じられない!」と、驚きとともに大変喜んでくれました。田舎の小さめの郵便局の実力はすごいーーこれ、私が太鼓判を押します!