郵便とリアルでトラベルライフ

旅が大好き! Postcrossingを始めてからハガキで世界旅行。楽しいよ♫

ポストカードを買いに東大へ

ふと思い立って東大までウォーキング。ダイエットのための運動と、エアメール用のハガキの入手するためです。

またもやポストクロッシングネタで恐縮ですが、「あなたの町のカード送って欲しいわあ」という要望が結構あるのですが、ステキな東京の絵はがきはあんまりないのか、もしくは私が見つけ切れていないので、困っているのです。しょーがないから、浅草とかスカイツリーとかいかにも外国人観光客向けのカードをしょぼしょぼ買っていますが、「私の町」の風景というには違和感があるんです。

そしたら、「おおそうだ、東大があるではないか。わが地元に」とひらめき、期待を込めて行ってきました。

一応、ありました。許せる範囲でおされなヤツ。

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東大の赤門近くにある「東大コミュニケーションセンター」では、オリジナルグッズを販売しています。そこに狙いをつけて行って見たら、数としてはたくさんのポストカードがありました。1枚80円。

ただ、海外の方に出すことを全く想定しないラインナップでして、「まあ、これなら何とか外国にも通用するだろう」と思えた2種類を購入しました。

言わずと知れた赤門

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もう一枚は、小石川植物園に移築された旧東京医学校本館(現在は総合研究博物館小石川分館)です。

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いずれも重要文化財で、ストーリーのある素敵な建物で、個人的に大好き♪ 「日本の宝」とまで思っているのですが、この絵はがきは残念なことに、写真の周りに余計な余白を大きくとってあるため、せっかくの写真がちっちゃくて、よく見えないんです。

私が東大の広報担当者だったら、カッコいい写真とってるフォトグラファーをやとって、赤門とか三四郎池とかを、独特のアングルで撮ってもらって、ふちなどつけないでバーンと大きく紹介したいなあ。腰が引けてない感じで、ガーンと。だって、赤門とかすごくかっこいいじゃないですか。東大には留学生や外国人の研究者、お客様がたくさんいるのですから、「これぞ東大だ、どうだ!」というポストカードをつくってみてはいかがだろうか。今あるのはそのまま残して、別のシリーズ、作らないかな? 

ちなみに、このショップは赤門から入ってすぐに左折すると、見えてきます。なかなか頑張っていますよ~。

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中には、オリジナルグッズがいろいろあります。そうそう、赤ワインができましたって。

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私がかねてから注目しているのが、泡盛「御酒(うさき)」です。下の写真の左端に写っていますが、とても貴重なものだと思っています。発酵学の世界的権威の東大教授が1953年に沖縄から持ち帰った黒麹菌がきちんと東大に真空保管されていたおかげで、復活できたお酒なのです。というのも、沖縄戦で激戦地になった場所の酒造所が壊滅的な被害を受け、沖縄は「瑞泉菌」という貴重な宝を失ってしまったからなのです。東大に残されていた菌を使って、戦前の酒が復活されたという、感動のストーリーがあるんですよ。ダイエットがひと段落ついたら、買ってみようかな?

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詳細は、ショップのHPをご覧ください。研究の成果を生かして商品化されたものが買えますが、東大開発商品のカテゴリーは一見の価値あり。ユニークっちゃあユニークです。

カードを買ったら、素敵な東大紙袋に入れてくれました。今あらためて見ているんですが、東大のロゴって、これなんですね。アメリカの大学に比べて、えらくあっさりしていて、和風~。

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後ろにはってくれたシールも東大印。

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おまけ:トイレに行きたくなったら、赤門を出てすぐのナチュラルローソンをお使いください(と、ショップの女の子に教えてもらいました)。構内のトイレはなぜか勧められなかったです。