郵便とリアルでトラベルライフ

旅が大好き! Postcrossingを始めてからハガキで世界旅行。楽しいよ♫

明治の絵はがき交換会5月分

京都便利堂さんが主宰されている「明治の絵はがき交換会」に、二か月連続、複数枚(笑)で参加しました。5月分が先週、ちゃーんと届きました♪

f:id:travelsuomi:20170609122331j:plain

 見知らぬ誰かからステキな美術はがきが届くという、絵はがきのジャンルに縛りのある「ポストクロッシング日本版」と言えそうな企画です。送り先はお店の方にお任せするので、自分で住所を書かなくていいのと、「届きましたよ」の登録ができないのが違いです。

さて、いただいた絵はがきですが、左上のわんこは、嵯峨人形(江戸時代の作)です。大阪在住の方が、京都国立博物館でおひな様を御覧になってから、書いてくださいました。すごく臨場感のある、すてきなおたよりです。ありがとうございました。

その隣の絵はがきは、国吉康雄の『鶏に餌をやる少年』(大正12年、京都国立近代美術館蔵)。私は、国吉の作品をすごく興味を持って見ていた時期がありました。旧友にばったり会ったような感じで、懐かしいです。送り主の方は、絵はがき交換会で便利堂さんに通うようになって、ご自分の好みの画家が分かってきたそうです。国吉は、お好みの作家のひとりとのことでした。こちらも、ありがとうございました!

写真下は、神坂雪佳の『十二ケ月草花図 柳に椿』(細見美術館蔵)。ほかの二枚がつるつる、つややかなポストカードだったのですが、こちらはマットな質感。絵の感じと合っています。ポストカードに合わせて、椿の切手を貼ってくださいました。文章もすごくステキで、詩を読んでいるような感覚になりました。ありがとうございました。

f:id:travelsuomi:20170609122339j:plain

どーでもいいことなんですが、前回との違いを発見! お店で貼って下さる【返送先】が、4月は東京・神保町の店舗だったのですが、5月の私が受け取った分は京都のお店でしたね~。風景印は同じ♬

このイキな楽しい企画も、今月で終わりです。先月いただいたカードの説明をそれぞれ書けばよかったな、と反省したので、今回は書いてみました。画像はありますので、ご興味のある方、へ遊びに行ってみくださいませませ。