母の洋裁時間
なでしこジャパン、初戦突破でよかったよかった! 主審がフィンランド人だったのでコーフンしたのは、私ぐらいでしょうか?
さて本題。
うちの母がmarimekkoにはまり、脇坂克二さん(かつてmarimekkoで働いていた伝説のテキスタイルデザイナー)による布を買ったことは、以前ここに書きました。そして、ワンピースが出来上がってきましてーーこれです。
手芸店でこの布のワンピースがマネキンに着せてあったのを見て「marimekkoみたい」とピンときた母は、ほとんど犬並みの嗅覚です。フィンランドに行く前は、marimekkoのことなど、ほっとんど知らなかったくせに~。
旅行の後で、母には、marimekkoのムックを渡してありました。
marimekko HAPPY 60th ANNIVERSARY! (e-MOOK)
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2011/04/23
- メディア: 大型本
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ここに、たまたまワンピースの型紙が載っていたので、それを基に、大きく開いている襟ぐりは、詰まった感じにアレンジしてもらいました。シャリッ、パリッとした麻素材で、着心地満点♪ それに、すごく丁寧にきれいに縫製してありました。ちょっとぐっときましたね。ちょっとした集まりに来ていったら、女子には好評でした。
母はもう一つ(厳密には2つ)作品を手掛けておりました。私が以前、ヘルシンキのデパートStockmannで買った布(Pieni Unikkoという柄です)を使って、ショッピングバッグを縫ったのです。
型紙代わりに使ったのが、この夏、ヘルシンキで買った袋(過去にこちらでご紹介しました)です。口が大きくガバッと開いて、何とも使いやすいんですね。そのことに目をつけた母は、「この袋、ちょっと貸して。真似して自分用に買い物袋を縫いたい」と言い出しました。そのとき、私はこの端切れのことを思い出し、「これでも縫える?」と聞いてみました。答えはOK…というか、「分量が微妙だけど、やってみる」という感じでした。強欲な娘は、あくまで自分用に作って!と、間髪入れずにおねだり。それに、母はこの布にはあまり興味は示さなかったですし。
この夏、フィンランドで買ってきたレモン柄の袋にはポケットがありませんが、せめて鍵用の内ポケットは欲しいと要望し、外ポケットまでついた袋が仕上がってきました。残り切れで、小さなポシェットまで出来ましたとさ。めでたしめでたし。