旅の始まりと終わりはMarimekko Jet
このブログを再開するにあたり、この夏の旅行記が一番ふさわしいと思い、季節外れを承知で書いていこうと思います。リアルな旅ではありますが、ポストクロッシングで知り合って、すでに一度お会いしたIさんを再訪したかったのです。
7月の末から8月の始めにかけて、リトアニアとフィンランドに行ってきました。
最近、人気急上昇のフィンランドと私の出会いは遅くて、2010年です。
何の期待もなく、当時「ユーロが安い」という理由だけで、物価の高い北欧で唯一のユーロ圏フィンランドに出向いた私。そして、すっかり魅了されて帰ってきました。
以来、毎年1度はなんだかんだと訪れております。
更に、日本からの直行便がないヨーロッパの他都市へ、ヘルシンキ経由で出かける便利さにもはまりました。
フィンランドにほど近いバルト三国を、私はすでに制覇しておりましたが、エストニアしか行ったことのない夫が、「ラトビアかリトアニアに行きたい」と言うので、「だったら、お知り合いがいるリトアニアにしよう」となったわけです。
例によってフィンエアーを利用しました。今回は、あの、夢のマリメッコジェットに乗れました!
成田空港でゲートを目指してガシガシ歩いていて、視界にマリメッコをあしらったフィンエアーの機体が見えたときは、それはウレシカッタですよ。
今はもっと増えたのかもしれませんが、以前、フィンエアーの偉い方にお聞きしたときは、「世界に1機だけ」ということだったですし、レアであることは間違いないでしょうからね。幸先よし!
ただし、機内はその他の飛行機と同じ内装なので、特別なことはありません。
今回の旅はマリメッコ的には、ついていました。帰国の際、ヘルシンキ空港でもう一種類のマリメッコジェットを目撃できました。残念ながら、成田便ではなかった~。
実は私、去年12月、ワルシャワからヘルシンキに戻ってきたときに、ヨーロッパローカル線の飛行機を降りて、ターミナルビルまで乗せられたバスの中からこのジェットを至近距離で見たのです。それはすごい迫力でした。でも、カメラとスマホがオフになっていて、写真を撮りそこなってしまい、かなり残念に思っていたのです。今回は思いがけず、リベンジできました。
さて、マリメッコジェットに乗ってルンルンとヘルシンキに向かい、スルッとイミグレーションを通過し、数分歩いたゲートから、こんどはちっちゃな飛行機でリトアニアの首都ビリニュスにピュッと飛びました。暑い暑い日本を抜け出して着いたリトアニアは、それは寒かった……。
世界遺産の旧市街にホテルをとり、ほっと一息ついて、窓の外を見ると、気球が浮いているではありませんか!
なんで、なんで~となって、外へ出かけてみました。
地元の人は、別に何とも思っていないみたい。旅の初日、思いがけず盛り上がりました!