木曽で発酵食品三昧
夏休みに信州は木曽路にチラっと行ってきました。そこで、ああ、念願の「すんき」を食べることができたのです!
発酵食品オタクの私の最近のブームは、京都のすぐき漬け。乳酸菌がものすごく豊富だと知り、漬物としてのみならず料理に使ってみると、その優秀さは脱帽ものでした。「すぐき漬けサイコー」と思っていたところ、テレビで木曽の「すんき」が取り上げられたのを偶然見てからは、「すんき」にも興味津々、チャンスをうかがっていたのです。
冬の食べ物なので、真夏の今、防腐剤などが入っていないナチュラルな「すんき」に出会えるのか、心配でした。
奈良井宿をぶらぶら歩いていると、一件のお蕎麦屋さんの店先のメニューに「すんきそば」というのを発見。すぐにこの店でランチをとることにし、実際に店内のお品書きを見ると、「冬季限定」となっています。
がーーーん。
でも、ま、そりゃそうだ。
気を取り直し、まずは、甘酒をオーダーし、おそばを…となった段階で、夫がオーダーを取りに来たお店の方に、こう言ったのです。
「すんきそばは、冬だけなんですよね」
すると、
「いえ、できますよ」
とのお返事。思わず、ガッツポーズ、出ました!
お蕎麦が出てくるまで、こちらのアイス甘酒を堪能し、温かなすんきそばでしめて、 腸内に大量の乳酸気を注入!
「すんき」は、かなり酸っぱい! 冷たいのより温かい方が本来のすんきそばの食べ方だそうです。出来立てはもっと酸っぱいそうなので、真冬に一度訪れてみたいものです。寒そー。