郵便とリアルでトラベルライフ

旅が大好き! Postcrossingを始めてからハガキで世界旅行。楽しいよ♫

お手紙女子に育った姪

弟の娘のTと私は、たま~にゆる~く文通してきました。年に1、2回で、彼女が中学生になってからは、ほぼ、途絶えていました。そこへ先日、驚きの便りが届きました。

何と彼女は、母方のじいじと文通をしているというのです!

いただいた手紙のニュースは、アベノマスクが届いたこと。中三になって、なぜか政治などのニュースに興味を持ち、「知識を持ったうえでよい判断ができるようになりたい」そうです。おばの私は、ここで大笑い! だって、そんなキャラじゃなかったんですから~。

そして、驚きの告白が続きました。

弟のお嫁さんのお父上、つまり私の父ではない方のTのじいじに、政治や経済などについて教えてもらう文通を、三月から続けているというのです! 今までにやってきたテーマは、「黒川さんのこと」「日米安保」「憲法9条」「中東問題」「自給率」「リーマンショック」だそうです。すげ~(と、思わず下品に叫んでしまう)! 私も教わりたいわ。

彼女のじいじは、アパレル関係のビジネスマンだった方で、とっくの昔に退職されているはず。自由な時間があるおかげで、教育の機会をコロナによって奪われた姪のために、現代社会の教育をしてくれているということでしょうか? なかなか、できることではありません。しかも、メールではなくあえて「文通」なところも、素晴らしいです!

それにしてもTの変貌ぶりには驚きました。素直でいい子なんだけど、卓球部命、みたいで社会の出来事などには興味なさそうな感じだったのに、一体どうして、こんな文通が始まったのか、お尋ねするお手紙を書かねば! それに、「人種差別の問題を、おばちゃんはどう思いますか?」との質問されているのですよ。

思えば、ひらがなばかりのデカ文字で文章を書くのが、すごく大変だったTとの文通も、今では漢字もちゃんと混ぜられるようになりました。

10月の彼女のバースデーに、何が欲しいか、前回の手紙で聞いておいたのですが、その答えがこれ。

「レターセットがほしいです」

よし、お手紙女子よ! 笑えたのは、「ささやかなプレゼントと言える程度のものでいいからね」と続いていたこと。こんな気配りもできるようになったのね~。感無量です。もうちょっと英語ができるようになったらポストクロッシングに誘ってみよう、と思うものの、ポスクロでは政治の話はビミョーだから、Tが興味持つかは未知数です。