郵便とリアルでトラベルライフ

旅が大好き! Postcrossingを始めてからハガキで世界旅行。楽しいよ♫

ポスクロ仲間と本の話

先日、ポストクロッシングでスペインから届いたポストカードに

I've recently read a book called "The Sky is blue, the earth white" by Hiromi Kawakami.

と書かれておりました。典型的な日本食が次々出てきて、読んでいて楽しかった、とな。川上弘美さんの著作に思えるのですが、日本語の書名が分からん!

 登録作業のときに、「その本を読んでみたいと思って調べたんですが、見つかりません」と書きました。返事も特に期待せず。

数分後、お返事来ました! 

なんと、日本語の書名は、Sensei no Kabanだそうです。送り主さんはスペイン語で読んだと思われますが、英語のタイトルも、空は青いーーだとか。とにかく、元々の書名が「センセイの鞄」であることが判明したので、いずれ、読んでみたいと思います。

 

センセイの鞄 (文春文庫)

センセイの鞄 (文春文庫)

  • 作者:川上 弘美
  • 発売日: 2004/09/03
  • メディア: 文庫
 

 

そういえば、最近、海外の方とのポストカードのやりとりで、本のことが話題になることがよくあります。

ボブという名の猫 

 

これは、私が読んで気に入った1冊です。トラ猫が迷い込んできたことで人生を好転させられた、ロンドンのホームレス男子のお話です。世界中で大ヒットになり、映画化もされていたんですね、知らなかった。

このボブという猫が、我が家に昔いた「トラちゃん」のお顔によく似ていて、頭がいいところも、元野良ちゃんだったことも同じだったので、感情移入して読みました。

ポスクロで、ちょうどイギリスに送ることになったので、この本のことを書いてみました。そうしたら、受け取りのメッセージに

「ボブは実在の猫で、この本は私も読みました。映画にもなってますよ」

と、ご親切に教えてくれたのです。

トルコのノーベル文学賞受賞作家

お次は、アメリカ人の図書館司書。ものすごい読書家であることを自認されていて、「あなたが今読んでいる本を教えてほしい」というリクエストでした。こういうとき、「あまり本を読まない人はどうすんだろう」と思いつつ、ちょうど、読了間もない、おあつらえ向きの本があったので、それをご紹介しました。事情があって英訳版を読んだのだ(大変だった)。

Snow (Vintage International)

Snow (Vintage International)

  • 作者:Pamuk, Orhan
  • 発売日: 2005/07/19
  • メディア: ペーパーバック
 

 受取人からのメッセージに、私は驚きました! 「私もこの本、読んだわよ」だって。

特に感想は書かれていなかったので、あまり面白くなかったのかもしれません。私も、四苦八苦して読んだという事実以外、あまり覚えてない。

フィンランド人女子が学校の課題で読んだ本

 

The Handmaid's Tale: A Novel

The Handmaid's Tale: A Novel

  • 作者:Atwood, Margaret
  • 発売日: 1998/03/16
  • メディア: ペーパーバック
 

 日本で言えば高校三年生の女子が、英語と哲学の授業の課題に出された本を教えてくれました。もちろん英語で読んでいるわけですが、すごく面白かったそうです。

翻訳は『侍女の物語』のようですね。いつか、私が読むことがあるのか、これはビミョーな1冊。

それより、高校生に、そこそこのボリュームの英語の本を1冊読ませるという課題が、すごいと思いました。日本の高校生も、ガンバレ!