郵便とリアルでトラベルライフ

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マンチェスターから自宅に送った絵はがき

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 2011年10月31日にイギリスの地方都市マンチェスターから自宅に送ったカードです。我が家の居間の壁にず~~~っと飾ってあり、最近ではその存在すら忘れておりますが、さっき、ふと、思い出しました。

当時、私はまだポストクロッシングと出会っていなかったのですが、なぜか、家族や友人、そして自分の家に、しかもマンチェスターからポストカードを送っていたのです。

マンチェスターっ子はサッカーやお祭りや音楽が死ぬほど好きなんだということを、このポストカードで知りました。

わずか2泊3日の滞在でしたが、町の人たちのマンチェスター愛を強く感じた記憶があります。カードの文面にも

「元気な地方都市という感じ。個性がある街で、それを生かそうとしているようにも感じる」

と、当時の私は書いていました。そうそう、カードに書いておいて思い出したんですが、私、道を聞かれたんです! それにしても、英語では苦労しました。私の話すジャパングリッシュはちゃんと分かってもらえたんですが、彼らの話していた言語、「それ英語? 私、英語しか分かんないのよねー」とつい、絡みたくなるほどだったーーそんなことも懐かしく思い出しました。

そして先月、悲惨なテロで大勢の命が奪われました。コンサート会場が狙われたということは、音楽好きな場所がらを心得ての凶行だったのかもしれません。

ひたすら悲しいです。

カードに貼ってあったのは、味もそっけもないこちらの切手。消印、なし。

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平和だったころのマンチェスターから海を越えてやってきたこのカードは、とある日本の庶民の家の壁で、ほこりまみれになり、退色しながらも、静かに平和を願い続けます。合掌。