郵便とリアルでトラベルライフ

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コロナウィルス後の世界と国際郵便の危機 ちょいと追記しました

今年に入ってコロナ、コロナで大騒ぎで、とうとう、日本郵便が150カ国ほどに向けた国際郵便物(主に航空便)の引受けを一時停止する事態となってしまいました。

最初、NHKのニュースで聞いた時、「引き受けを停止する」の意味がきちんと理解できず、エアメール業務全般がストップする=ポストクロッシング活動がまったくできなくなる、と思い込んでしまいました。

で、日本郵便のHPで該当の記事をまず日本語で読み、「引受け」の意味するところについて確信が持てなかったので、次に英語を読み、よーやく、はっきりしました。

Countries and territories to which acceptance of mail is temporalily suspended...

to whichなので、「そこの国行きの郵便物」を郵便局でお引き受けできなくなります、ということですねぇ。日本語は難しいです。

さらに、英語を読んで初めて理解できたのですが、「各国・地域において、国際郵便物の受入停止等の措置が取られている」の記述の意味は、「海外の国・地域が、その国・地域に入ってくる郵便物の受け取りをストップしている」ということなんですね。

じゃあ、わが日本国は、海外から日本に向かってやってくるインバウンド郵便物を受け取らないーーなんてことがあるだろうか?

そんなこと心配している日本人はほとんどいないみたいで、ネットでドストライクの情報が見つからない! しょーがないから、日本郵便のHPに書かれているお問い合わせ番号にかけて確認しました。

日本郵便のオペレーターさん:「具体的にどちらの国についてお調べですか?

私:「海外のあちこちの国とやりとりがあるんですが」(苦笑)

日本郵便:「はあ、たとえばどの国についてお調べすればいいでしょうか

私:「(内心、『だから、世界中だよ』と思いつつも)では、フィンランド調べてください

その後も、意思疎通がいまいちとれないやりとりが続き、判明したことは二点。

① フィンランドはエアメール受け取り拒否対象国ににはなっていない(かみ砕いて言うと、フィンランドから私宛に送られた郵便物は、日本のテリトリーに入ることができて、日本郵便さんがウチまでちゃんと届けてくださる)

② 日本に向けて発送された郵便物は、どの国から発送されていても、日本国として受け取り拒否はしていない

ということで、「来るもの拒まず」であることが分かったのは朗報。ただし、日本から送り出してもらえない国は結構多いので、ポスクロでアドレスを引くのは、ロシアンルーレットみたいな気分です。

最初に引いたのはオランダ。セーフ! お次はドイツ、こちらもセーフ。

気をよくしてもう一つアドレスをリクエストしたら、あ~ん、ベラルーシが出た!引受け停止国リストに入っています。

申し訳ないけど、この方には送りません。投函しても国外に出せないわけだから、郵便局の方ご迷惑かけるだけですもんね。

引受け停止国のリストに、ロシアが入っているのが大いに困る。私、今まで、どれほどたくさん、この国にポストカード送ってきたことか!

ほかにも、コロナで大変なスペイン、イタリアは当然のこと、割とよく当たるポーランドチェコ、時々当たるインド、インドネシアもNG国です。

ストクロッシング本体のPostal Monitorで情報提供が始まっています。全容がまとまるまで、ご苦労だとは思いますが、頑張っていただきたいです。

【追記】日本郵便の日本語による情報提供に準ずると、船便の引き受けをストップしたとは書かれていない→ということは、船便なら引受停止リスト国にも送れるのか? ま、私はそこまでしてポスクロ活動やろうと思ってないので、「リスト国のアドレスが出ちゃったら、出さない」という方針で行こうと思います。