コロナと共に過ごした1年
私のあまり短くない人生の中で初めて体験するパンデミック。ポストカードのやりとりを通して、世界のあちこちからCOVID-19と闘う人たちの日常を垣間見てきました。普通のポストカードでは気持ちが伝わらないーーという人たちから、コロナをテーマにしたポストカードが届くこともあります。
ロシアの男性が送ってくれた1枚
Stay Safe, Stay Home。この言葉を私はこの1年、どれだけ書いてきたことでしょう。その言葉が左上の書かれたこちらのカードには、医療従事者への感謝と尊敬の気持ちも記されていました。
日本ではザンネンなことに、最前線でコロナ禍で闘う医療従事者に対する偏見や差別があったと聞きます。ロシアでも、そのようなことがあったのかもしれません。
だからこそ! 「医療従事者のみなさん、本当にありがとう」のポストカードが届いたことが心にしみます。大切にとっておきたい1枚。
インドネシアからは悲しい事実とかわいいカード
こちらのカードは、コロナ禍関連の単語をアルファベット順に並べたもの。たとえば、
Dは「December 2019 was first identified」
Jは「January 2020 outbreak declared」
私はこのカードで、zoonoticなる単語を教わりました。感謝!
Vでは、No vaccine availableとなっていましたが、突貫工事的速さで製造されたワクチンが、今、医療従事者や高齢者に優先的に接種されているので、世の中の変化を感じられるエピソードです。
イラストがかわいいから、楽しい内容なのかと思いきや、書かれていることは、つらい現実を思い起こさせます。
しかも、このカードには、悲しい事実も書かれていました。送ってくださった方は、家族2人をコロナで亡くされたそうです。
つらいときはどうしたらいいの?
かわいいテディーベアたちからのアドバイス♬ ドイツから届きました。こんな時だからこそ送りたい1枚、そんな愛にあふれたポストカードをみなさんにシェアします。