郵便とリアルでトラベルライフ

旅が大好き! Postcrossingを始めてからハガキで世界旅行。楽しいよ♫

ウクライナから

2022年2月24日に始まったロシアのウクライナ侵攻。それ以前には、ウクライナは比較的よくポストカードが届く国の一つでした。Postcrossingのメンバー数は9番目に多いウクライナ(本日現在)。27,000人近くがポスクロに登録しています(ちなみに、日本のポスクロメンバー数は14番目の約11,600人)。外務省HPに掲載されているウクライナの人口(2021年:ウクライナ国家統計局)が4,159万人(クリミアを除く)であることからすると、ポスクロメンバーはすごく多い! 

でも、戦時下の今は、届かないーー。

そう思っていたある日、ウクライナからポストカードが届いたんです。ビックリした~。消印の日付は、侵攻の数日前。危険が迫っている中で、ポスクロ活動してくれたことに、そんな中でも国際郵便を送ってくれたウクライナ郵政のお仕事ぶりに、胸が熱くなりました。

送り主の名前は明らかに男性のものです。ウクライナでは今、「総動員令」によって18ー60歳の男性の出国が禁止されていると聞いていますので、送り主さんはどこにいるのかーーハッキリ言いましょうーー「生きているか」とても気になりました。

そこで、ポストカード受け取り連絡のメッセージに、「ウクライナの現状、送り主のあなたが無事かどうかがすごく心配」と書きました。そして、「もし可能だったら、時間のあるときに、無事かどうかだけ教えて欲しい」と。

すぐにお返事が来ました。

あぁ、彼は生きていました!

今も、母国のどこかで生きながらえていて欲しい。

ストクロッシングをやっていなかったら、絶対に経験することのない「出会い」です。似たようなことが、世界中に散らばるポスクロメンバーの間に起きているのでしょう。日本のみなさん、いかがでしょうか?